ひだまり整骨院ブログ
2016.06.10
6月に入り、関東も梅雨入りが発表されました・・・。
カラダがだるい・気分がスッキリしないといった人もいると思います
梅雨時に起こる体調不良のほとんどは、梅雨前線の停滞による「季節病」によるものと考えて良いでしょう。
そこで今日は、梅雨のことを少しお話したいと思います
季節病とは、その季節特有の気圧・気温・湿度が体に影響してもたらす不調のこと。
特に梅雨前線が停滞する6月は、一年の中でも体調が不安定になりがちな時期です
梅雨前線は、上空でオホーツク海気団の冷たい空気と小笠原気団の温かい空気がぶつかり合って生じる気象配置です。
北海道を除く日本列島に沿って東西に停滞するのが特徴!!
梅雨前線の付近には低気圧が発生しやすく、その影響で雨の日が増えます。
私達の体は気圧によって自律神経のバランスが変化しており、高気圧の時には交感神経のほうが優位に、低気圧の時には副交感神経のほうが優位にはたらくようにできています
交感神経=活発モード、副交感神経=リラックスモードといった感じで、自律神経は2つの異なるモードをうまく切り替えながら体の調子を保とうとはたらいているのですが、どちらかが優位に働き過ぎてしまうと体調が乱れやすくなってしまうのです・・・。
高気圧の時は、交感神経が優位にはたらくことで脳や筋肉のはたらきが活発になるため、晴れの日は体調がスッキリしていると感じることが多くなります
低気圧の時は、副交感神経が優位にはたらくことで脳や筋肉はリラックスした状態になるのですが、同時に血圧が下がって細胞へ行き渡る酸素の量が減少するため、自然と全身の機能も低下しがちになってしまいます
梅雨時にだるい、やる気が出ない、動くのがおっくう…と感じることが増える人は、副交感神経が優位にはたらき過ぎているのだと考えて良いでしょう!!
また雨の日に頭痛・神経痛・関節痛が起こったり古傷が痛みだすようになったりするのも副交感神経の影響です。
副交感神経が優位にはたらくと発痛物質のプロスタグランジンが分泌されやすくなるため、体に痛みが出るようになるのです。
まだまだ始まったばかりの梅雨・・・。
かわいい傘やレインブーツなどのアイテムで気持ちをウキウキ梅雨を乗り切りましょっっ
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